バッフル板の点検・交換
バッフル板はAGNI-C薪ストーブの中で、一番高温にさらされています。温度による歪み、溶接の剥がれ等を点検して下さい。点検は目視でストーブ内を覗き込んで下さい。バッフル板の取り外しをすると、機密ロープの交換が必要になり作業工程が増えますのでお勧めしません。バッフル板の取り外しは交換などの必要時のみにしてください。
バッフル板の点検
バッフル板全体を点検します。
*耐熱ロープが剥がれたり、外れたりしている場合は、メンテナンスが必要です。
(バッフル板のメンテナンスは熟練が必要です。販売店にご相談ください)
*溶接部分が外れていないか、隙間が空いてないかを点検してください
(多少の変形・ゆがみは性能上問題ありません)

バッフル板の全面、背面、両側面からロープが外れていないかを点検してください

ロープを再度張り付ける場合は、バッフル板の背面側に張ります。紙のマスキングテープで仮止めすると作業が簡単です。

残りの3方向は本体(鋳物側)に張った方が作業が簡単です。
バッフル板の取り外し

①煙突の取り外し
煙突の口元の止めネジを外します。煙突は上方向にスライドさせてストーブの口から5cm程の隙間を作ります。
②天板を取り外します。

③中蓋の取り付けボルト4本外します。
④中蓋の裏側はススが付着しています。掃除機でススを飛散させないように掃除をします。
⑤掃除が終わったら中蓋を取り外します。

⑥バッフル板の上、ストーブ内壁等に付着しているススや灰を掃除機で吸い取ります。

⑦フロント扉を開いて、バッフル板に付いている整流板を外します。

⑧背面パネルのボルトを外して、背面パネルを外します。

⑨バッフル板の背面接続ボルトを外します。

⑩バッフル板上面の取り付けボルトを外します。

⑪バッフル板が外れます。
バッフル板の取り付け
取り付け面をワイヤーブラシ等で清掃します。

①バッフル板の背面にロープを張ります。

②残りの3方向は本体(鋳物側)に張ります。

③上面7本のボルトを止めます。完全に締め込まず、締め込んだ後一旦緩めます。

④背面側のボルト2本を固く締め込みます。
⑤続いて上面のボルトを締め込みます。

⑥全面の整流板を取り付けます。

⑦中蓋を戻し、4本のボルトを取り付けます。※ボルト又は鋳物側に焼き付き防止グリスを塗布して下さい。

⑧天板を取り付けます。

⑨煙突を取り付けます。