AGNI-HUTTEは、2016年度グッドデザイン・ベスト100に選ばれ、
特別賞「ものづくりデザイン賞」(中小企業庁長官賞)も受賞いたしました。

 

詳しくはGOOD DESIGN AWARDをご参照下さい。
 

AGNI-HUTTEの創意工夫

 
薪ストーブが焼却炉と根本的に異なるのは、薪から熱エネルギーを引き出すだけでなく、発生した熱を長い時間筐体に貯め込みゆっくり室内に放射する性能が必要とされる点にあります。そこで蓄熱製の高い鋳鉄を素材とし、空気層を挟んだ2層構造を採用することで、高い燃焼効率を実現する機能に徹した炉=インナーの設計と、蓄熱と放熱を兼ねたパネル=アウターの設計を分離することでデザインの自由度を確保しました。これにより縦方向の放熱リブを全面に用いるAGNIシリーズの特徴的なデザインが生まれました。  HUTTEとは小さな山小屋を意味しますが、山小屋用というより、断熱材を多用し高気密化が進んでいる日本の住環境に対応する為に小型化したと言えます。アジャスタを兼ねた4つ足、炎を操る楽しさを誘う大きな開閉レバー、炎を見る為の大きな窓、これらが総合して、いつも傍らに佇む愛犬のような印象にまとまるようデザインを工夫しました。
 

審査員講評

 
丸みを帯びていて愛らしく、暖かさを見た目からも伝えてくれる良いデザインです。
省スペース対応型の小さいサイズの薪ストーブですが存在感があります。
フロントドアハンドルの握り玉は木製で手に触れたくなり、チャームポイントとなっています。


グッドデザイン・ベスト100 デザイナーズ・プレゼンテーション